細菌性肺炎
細菌性肺炎
症状
肺の中に細菌が感染しておこった肺炎で、典型的細菌性肺炎、老人性肺炎、嚥下性肺炎、院内肺炎、成人型呼吸窮迫症候群の5つに別れる。
典型的細菌性肺炎
ふだん健康だった青壮年者がかかる。喉のみ民、鼻汁、鼻づまり、頭痛があり、その後高熱、呼吸困難胸痛がおこる。熱が高いときは息遣いも荒くチアノーゼが出ることもある。
老人性肺炎
必ずしも高熱は出ないが急に意識がおかしくなって生命が危険になることがある。呼吸は速くて浅い。また脈も速くなっている。
嚥下性肺炎
若い人の場合は典型的細菌性肺炎、高齢者の場合は老人性肺炎の症状と大体同じであるが、膿を含んだ黄色い痰の量が多くなり悪臭をもっている。またはく息も悪臭がする。
院内肺炎
病気で入院している患者は感染に対して抵抗力がよわっているため、入院中に感染して起こった肺炎のことを院内肺炎いう。
成人型呼吸窮迫症候群
肺炎のうちで呼吸困難が強くおこり、ショック状態に陥るものをいう。
治療
細菌性肺炎の症状がみられたら早く呼吸器科を受診しなければならない。また長い間病気だった人、寝たきりだった人、意識の混濁のある人は入院の必要がある。血液中の低酸素状態をよくするために、酸素の投与、細菌を殺すために抗生物質の投与、炎症を抑えるために抗炎症剤の投与がおこなわれる。意識がはっきりしないときは、静脈から点滴で栄養補給をおこなう。家庭では、症状が悪くなっていないかチェックし、薬の飲み忘れのないように注意する。食事は熱が下がったら普通食にする。